IBKR ATSに流動性を追加提供する注文(Add Liquidity Order)を直接発注した注文は、指定した時間だけ待機した後、SMARTで再ルーティングさせる設定が可能です。注文の送信先としてIBKR ATSを選択できる場合、この機能を使用することができます。例えば、モザイクTWSの注文エントリーの「アドバンス」画面で送信先としてIBKR ATSを設定している場合や、Accumulate/Distribute(アキュミュレート/ディストリビュート)アルゴの画面で"IBKRATSにルーティング "(Route to IBKRATS)にチェックが入っている場合など、アクセスできます。設定するには、「Reroute to SMART after...」のフィールドに、注文が待機する時間(分単位)を入力してください。また、グローバルコンフィグの設定画面のプリセットの項目から「株式」に進み、「For Orders Routed to IBKR ATS」の箇所でプリセット時間(分単位)を予め設定しておくことも可能です。
取扱商品一覧 | 利用可能銘柄 | ルーティング | TWS | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
株式 | 米国商品 | スマート | 属性 | ||||
米国外商品 | ダイレクト | 注文タイプ | |||||
有効期限 | |||||||
発注先 | |||||||
ユーザーガイドを開く |
ご留意事項:
右上の表は、この注文タイプの特徴の概要となります。チェックされた項目は、何らかの組み合わせで適用されますが、他のすべてのチェックされた項目と必ずしも連動するわけではありません。例えばオプションと株式、米国と米国外、スマートルーティングとダイレクトルーティングのすべてにチェックが入っている場合、米国と米国外のすべてのスマートルーティング又はダイレクトルーティングされる株式が、必ずしもこの注文タイプに対応しているということではありません。米国株の場合はスマートルーティング、米国以外の株の場合はダイレクトルーティング、米国オプションの場合はスマートルーティングのみでこの注文タイプが使用できる場合もあります。