FOKを有効期限の項目に設定すると、発注数量全てが即座約定するか、即時約定しない場合は注文全体がキャンセルされます。この設定で、短期間でしかできないような取引戦略やポートフォリオに適したオプション取引をする機会を見出せるかもしれません。ただし、全数量を約定させるだけの売買気配数量があることが前提となります。FOKの注文は、投資家の要求にそぐわない部分約定を防ぐためにデザインされています。注文がマーケットに送信された際に、即時に全約定できない場合は、システムがその注文全体をキャンセルします。
ご留意事項:
右上の表は、この注文タイプの特徴の概要となります。チェックされた項目は、何らかの組み合わせで適用されますが、他のすべてのチェックされた項目と必ずしも連動するわけではありません。例えばオプションと株式、米国と米国外、スマートルーティングとダイレクトルーティングのすべてにチェックが入っている場合、米国と米国外のすべてのスマートルーティング又はダイレクトルーティングされる株式が、必ずしもこの注文タイプに対応しているということではありません。米国株の場合はスマートルーティング、米国以外の株の場合はダイレクトルーティング、米国オプションの場合はスマートルーティングのみでこの注文タイプが使用できる場合もあります。
取扱商品一覧 | 利用可能銘柄 | ルーティング | TWS | ||||
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オプション | ![]() |
米国商品 | ![]() |
スマート | ![]() |
属性 | ![]() |
米国外商品 | ![]() |
ダイレクト | ![]() |
注文タイプ | ![]() |
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有効期限 | ![]() |
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火曜日の午前10時に、XYZオプションの1000枚を発注し、即時に全数量約定しない場合にはキャンセルしたい場合は、買い注文を作成し、注文タイプを選択(この例では指値注文を選択しています)、そして有効期限からFOKを選択します。注文が市場で受け付けられた後、即時に全約定しない場合は、その注文全体がキャンセルされます。
有効期限をFOKに設定して指値注文を発注しました。注文が受け付けられて即座に全約定しない場合は、キャンセルされます。
指値注文を発注したときに、XYZの市場価格が指値価格と同じ13.50になっています。注文はすべて即座に約定します。
前提条件 | |
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アクション | BUY(買い) |
数量 | 1000 |
注文タイプ | LTM(指値) |
市場価格 | 13.50 |
指値 | 13.50 |
有効期限 | FOK |
この代替シナリオでは、XYZの市場価格が13.51に上昇し、指値価格13.50から離れました。この場合、注文は即座に約定しないので、キャンセルされます。
前提条件 | |
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アクション | BUY(買い) |
数量 | 1000 |
注文タイプ | LTM(指値) |
市場価格 | 13.51 |
指値 | 13.50 |
有効期限 | FOK |