TWS バスケットトレーダーは、有価証券やその他のアセットをバスケットとして一括管理するために使用されます。ポートフォリオ・マネージャーや投資家は、TWSに一括でインポートするためにティッカーのスプレッドシートを作成したり、TWSのバスケットトレーダーのページに直接追加してバスケットとして保存することができます。注文サイズ、タイプ、価格は、グループ全体をバスケットとして保存して後で実行する前に構築することができ、バスケットを取引する準備ができたときにこれらの値を変更することができます。TWS バスケットトレーダーは柔軟な設定が可能なため、投資家は注文を出す前に、確立されたポートフォリオへのアクセス、リバランス、バスケットの管理などを迅速に行うことができます。スタンドアローン型のIndexTraderアプリを利用して、他にはない指数ベースのバスケットを作成・管理してください。
ご留意事項:
右上の表は、この注文タイプの特徴の概要となります。チェックされた項目は、何らかの組み合わせで適用されますが、他のすべてのチェックされた項目と必ずしも連動するわけではありません。例えばオプションと株式、米国と米国外、スマートルーティングとダイレクトルーティングのすべてにチェックが入っている場合、米国と米国外のすべてのスマートルーティング又はダイレクトルーティングされる株式が、必ずしもこの注文タイプに対応しているということではありません。米国株の場合はスマートルーティング、米国以外の株の場合はダイレクトルーティング、米国オプションの場合はスマートルーティングのみでこの注文タイプが使用できる場合もあります。
取扱商品一覧 | 利用可能銘柄 | ルーティング | TWS | ||||
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債券 | 米国商品 | スマート | 属性 | ||||
ファンド | 米国外商品 | ダイレクト | 注文タイプ | ||||
先物 | 有効期限 | ||||||
先物オプション | 注文ファイル | ||||||
オプション | |||||||
株式 | |||||||
ワラント | |||||||
CFD | |||||||
Forex | |||||||
利用可能な取引所を確認する|ユーザーガイドを開く |
一度に複数の異なる商品の注文を出したい場合です。バスケット注文を選択して送信する前に、バスケットファイルを作成し保存する必要があります:
まず、バスケットファイルに含める注文を作成します。必要に応じて、注文パラメータを変更し、注文属性を定義します。次に、[Trade(取引)] メニューで [Save Orders as Basket(注文をバスケットとして保存する)] を選択します。ダイアログボックスで、.csv 拡張子を使用したファイル名(例:stocks.csv)を確認または変更し、OK をクリックします。システムは、取引ページ名をデフォルトのバスケット名として使用します。また、ページごとキャンセルしたい場合は、[Trade(取引)]メニューの[Cancel(キャンセル) ]より当該ページを選択して、注文をキャンセルすることもできます。
次に、バスケットトレーダーを使用してバスケット注文を発注します。取引ツールメニューから[BasketTrader(バスケットトレーダー)]を選択するか、取引ツールバーの[Basket]アイコンをクリックします。[バスケットファイル]フィールドで、リストからバスケットファイルを選択するか、[参照]ボタンを クリックしてリストに表示されていないバスケットファイルを探します。必要に応じて、[Multiplier(乗数)]を修正します。この値は、バスケット内の各注文の数量を乗じています。必要に応じて注文パラメータを修正し、バスケット注文全体を送信します。[Orders(注文)]タブのマーケットデータ行を使用して、バスケット内の個々の注文を送信することができます。
1つのバスケット注文には、さまざまな商品の複数の注文タイプを含めることができ、サポートされている有効期限や注文属性を含めることができます。以下の画像は、MS Excelで開かれたバスケット注文ファイルの一例です。